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ユーザー「oborokarasu」の検索結果は以下のとおりです。
- 2015/07/1921:06
- カテゴリー: ゲーム語り
僕は絵や音楽と同じように、ゲームも立派な美術作品と捉えています。
今回から海外インディーズゲームを中心に
独創的で素晴らしい世界観を持つゲームについて
紹介がてら語っていきたいな、と思います。
今回紹介するのはスペインのBeautifun Gamesによる「Nihilumbra」。
パズル要素のある横スクロールアクション。
主人公は虚無(ヴォイド )から生み落とされた、意味を持たない存在。
自我を獲得し、虚無から世界へと逃れるところからゲームは始まる。
世界へと逃れた主人公は、かかしの姿を見て人の姿になる。
しかしそれでも、自分はこの世界ではよそ者に変わりはない。
このゲームは、世界観やBGMも素晴らしいのだけれど
何よりも大きいのは語り部の存在。
先へ進むたびに何者かが問いかけるように語り掛けてくる。
その冷たくあたたかい言葉どれもが非常に胸に突き刺さる。
虚無、孤独、絶望、自らの存在理由…
まるで自分の苦しみを体現しているかのようで
やっていて涙が出てきてしまう場面もあった。
しかし絶望ばかりではない。
主人公は世界に息づく「色」を手に入れる事で新しい能力を身に着ける。
世界に干渉し、学ぶことで成長していく。
主人公は自らを生んだ虚無(ヴォイド)に追われ、逃げていくことになる。
自分が逃げるたびに滅んでいく世界…
生きていることへの罪悪感。
自らに絶望しつつも、色彩を見つけ成長し前へと進んでいく
その旅路の果てにあるものとは…
ゲームを通じて自らの存在理由について考えさせてくれる
素晴らしい作品でした。
- 2015/07/1421:36
- カテゴリー: 曲語り
ずっと楽しみにしていた「Deemo」のサントラが届きました。
この時をどれだけ待ちわびたことか…!
Deemoは台湾のRayarkによるピアノの音楽ゲーム。
同じくRayarkから出ている音楽ゲームのCytusと同じく
Deemoもその練り込まれた世界観と物悲しいバックストーリーが
本当に素晴らしくて、自分の創作にも多大な影響を受けているほど
大好きなゲームなのです。
あたたかい世界観と美しい曲の数々だけで
涙腺が緩むのですが
つい最近追加された、物語のエンディングではゲームで久々に
涙腺崩壊してしまいましたね…
台湾のゲームなのでまさか日本でサントラ、それもDL配信ではなくCDで
出るなんて本当にうれしいです…
パッケージも箔押しの豪華仕様で絵本のよう。
今回のサントラの収録曲は初期の曲の数々がロングバージョンで
収録されており、大満足です。
中でも僕的に特に好きな曲はV.Kの「Reflection(Mirror Night)」
ゲームを初めて最初からプレイできる曲なのですが
ピアノの旋律があたたかく美しくて…聴くたびに涙腺が緩んでしまいます。
ペンタブのペンに続いて、お絵かき環境も
色々と変えたり導入したりしてました。
以前から参考用に使っていたのですが、フリー版だと保存すらできないので
思い切ってデザインドールを入手。
3Dのドールを作って動かせる、かなり便利なソフト。
体型とか自分好みに好きに変えられるので
ろりろりしい体型(?)を練成。
体を作ったらポーズも好きにとらせられるだけでなく
サンプルのポーズをロードしてそのまま使えたり大変便利です。
ただ、あんまり参考資料頼みにしすぎるのも心配なので
適度に使っていこうと思います。
そして絵を描くソフトもクリスタに乗り換えてみました。
練習用に描いたプラナヴァ。
ペンタブの新しいペンも慣れてきたので
今度はソフトに慣れる番。
まだ自分にあうブラシ設定が見つかってないので
少しずつ慣らしていきたいです。
かなり間があいてしまいました、すみません。
放置している間も拍手ボタンを押していただけていてありがたいです。
ここの所回線がまともに使えない状態が続いており
なかなか絵をアップする機会がとれませんでした。
その間、スマホ経由でツイッターとかに絵をアップしていたのですが…
この1か月の間、歌舞伎を見に行ったりデザフェスに行ったりと
色々ありました。
サイトも今後どうするか悩んでもいたのですが
せっかく9周年もやってきたのだからやはり続けることにしました。
そしてここの所色塗りにかなり悩んでいる状態で
オーバーレイや乗算の多様で色が明るすぎたりコントラストがキツすぎたり
なかなかバランスがとれず…
今はなるべくそういう機能を入れすぎないように気を付けて描いてます。
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