月詠龍

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ここが奈落なら、きみは天使

ZABADAK4年ぶりの新アルバム「ここが奈落なら、きみは天使」
早速入手して聴いてみました。 
 
実のところ、ZABADAKはベスト盤経由で80~90年初期の曲を中心に
聴いていたので近年の新しいアルバムを、それもリリース直後に
入手するのは初めてなので新鮮な気持ちでした 。

まず1曲目の「
ここが奈落なら、きみは天使」、イントロからして
もうプログレッシヴロック色全快でした。 
アルバム全体の印象としては6割がプログレ、4割がトラッド・民謡
という感じ。
4年ぶりのアルバムということで近年のZABADAKらしさ、目指す方向性が
詰まった集大成ともいうべき1枚。 

僕的にお気に入りだったのは
日本民謡のこぶしを効かせた美しい曲調の
「コフルヤマ」 と、アイリッシュ民族色の強いプログレの
TEPHRA ~閉ざされた空~」。
福島県民謡をプログレアレンジした「
相馬二遍返し」 も
非常にインパクトのあるものでした。 
曲調はプログレなのに、ボーカルのこぶし、和楽器の節回しが日本民謡…
まさにプログレッシヴ日本民謡!

近年の曲を聴いた印象としてはやはりプログレ色が強くなっていましたが
民族調の色も新しい方向性を描いていてとても良かったです。 

Deemoのサントラ

ずっと楽しみにしていた「Deemo」のサントラが届きました。
この時をどれだけ待ちわびたことか…!

Deemoは台湾のRayarkによるピアノの音楽ゲーム。
同じくRayarkから出ている音楽ゲームのCytusと同じく
Deemoもその練り込まれた世界観と物悲しいバックストーリーが
本当に素晴らしくて、自分の創作にも多大な影響を受けているほど
大好きなゲームなのです。

あたたかい世界観と美しい曲の数々だけで
涙腺が緩むのですが
つい最近追加された、物語のエンディングではゲームで久々に
涙腺崩壊してしまいましたね… 

台湾のゲームなのでまさか日本でサントラ、それもDL配信ではなくCDで
出るなんて本当にうれしいです…
パッケージも箔押しの豪華仕様で絵本のよう。

今回のサントラの収録曲は初期の曲の数々がロングバージョンで
収録されており、大満足です。
中でも僕的に特に好きな曲はV.Kの「Reflection(Mirror Night)」
ゲームを初めて最初からプレイできる曲なのですが
ピアノの旋律があたたかく美しくて…聴くたびに涙腺が緩んでしまいます。

follow slowly

猫叉Masterの4thアルバム「follow slowly」ついに発売されましたね。
大好きな曲がロングバージョンで沢山収録されていて
もう待ちにまったという感じです。

前作のアルバム「Crevice」はボーカル系エレクトロポップが多い印象でしたが
今回はワールドエレクトロ(電子音楽+民族音楽調)がたっぷり
収録されている印象でした。もう大好物です。

民族音楽調としても、ヒーリングミュージック系のもの、
生の民族音楽調・アイリッシュ音楽に近いもの、
エピックや激しいシンフォニック調のものなど、いずれも新しい方向性を示した曲で
本当に素晴らしかったです。
中でも個人的に特に大好きな曲が「アヴァロンの丘」と「Element of SPADA」。

「アヴァロンの丘」は生のアイリッシュ民族音楽に近いような印象で
今までの猫叉曲にありそうでなかったタイプの曲でした。
疾走感のあるケルティックのリズムに、どこか叙情性をも感じさせる
笛のメロディが本当にたまりません。

「Element of SPADA」は霜月はるかが歌唱を担当している曲。
猫叉Masterも霜月はるかも大好きな民族音楽系アーティストだったので
まさかこのお二方がコラボするとは思わず、発表当初は本当に嬉しかったです。
霜月はるかによる物語性のある歌詞、歌唱が猫叉の曲調に見事にマッチしており
涙腺が緩みます。

劇団レコードとのコラボである猫叉劇団の曲も
2曲収録されており、こちらも素晴らしかったです。

アルバム全体の印象としては今までのアルバムの中でも特に好みで
本当に良かったです……
個人的には、前半が季節を巡る旅、中盤が異国を巡る旅、後半が時空や歴史を巡る旅……のような印象がありました。
曲の並び順序も意識しているのかな、と感じます。

創作やお絵描き作業が捗ります。

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