- 2015/07/2523:47
- カテゴリー: 曲語り
ZABADAK4年ぶりの新アルバム「ここが奈落なら、きみは天使」
早速入手して聴いてみました。
実のところ、ZABADAKはベスト盤経由で80~90年初期の曲を中心に
聴いていたので近年の新しいアルバムを、それもリリース直後に
入手するのは初めてなので新鮮な気持ちでした 。
まず1曲目の「ここが奈落なら、きみは天使」、イントロからして
もうプログレッシヴロック色全快でした。
アルバム全体の印象としては6割がプログレ、4割がトラッド・民謡
という感じ。
4年ぶりのアルバムということで近年のZABADAKらしさ、目指す方向性が
詰まった集大成ともいうべき1枚。
僕的にお気に入りだったのは日本民謡のこぶしを効かせた美しい曲調の
「コフルヤマ」 と、アイリッシュ民族色の強いプログレの
「TEPHRA ~閉ざされた空~」。
福島県民謡をプログレアレンジした「相馬二遍返し」 も
非常にインパクトのあるものでした。
曲調はプログレなのに、ボーカルのこぶし、和楽器の節回しが日本民謡…
まさにプログレッシヴ日本民謡!
近年の曲を聴いた印象としてはやはりプログレ色が強くなっていましたが
民族調の色も新しい方向性を描いていてとても良かったです。
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