- 2015/03/0723:35
- カテゴリー: 曲語り
猫叉Masterの4thアルバム「follow slowly」ついに発売されましたね。
大好きな曲がロングバージョンで沢山収録されていて
もう待ちにまったという感じです。
前作のアルバム「Crevice」はボーカル系エレクトロポップが多い印象でしたが
今回はワールドエレクトロ(電子音楽+民族音楽調)がたっぷり
収録されている印象でした。もう大好物です。
民族音楽調としても、ヒーリングミュージック系のもの、
生の民族音楽調・アイリッシュ音楽に近いもの、
エピックや激しいシンフォニック調のものなど、いずれも新しい方向性を示した曲で
本当に素晴らしかったです。
中でも個人的に特に大好きな曲が「アヴァロンの丘」と「Element of SPADA」。
「アヴァロンの丘」は生のアイリッシュ民族音楽に近いような印象で
今までの猫叉曲にありそうでなかったタイプの曲でした。
疾走感のあるケルティックのリズムに、どこか叙情性をも感じさせる
笛のメロディが本当にたまりません。
「Element of SPADA」は霜月はるかが歌唱を担当している曲。
猫叉Masterも霜月はるかも大好きな民族音楽系アーティストだったので
まさかこのお二方がコラボするとは思わず、発表当初は本当に嬉しかったです。
霜月はるかによる物語性のある歌詞、歌唱が猫叉の曲調に見事にマッチしており
涙腺が緩みます。
劇団レコードとのコラボである猫叉劇団の曲も
2曲収録されており、こちらも素晴らしかったです。
アルバム全体の印象としては今までのアルバムの中でも特に好みで
本当に良かったです……
個人的には、前半が季節を巡る旅、中盤が異国を巡る旅、後半が時空や歴史を巡る旅……のような印象がありました。
曲の並び順序も意識しているのかな、と感じます。
創作やお絵描き作業が捗ります。
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