姫神の音楽

時をみつめて



「第32回ゆく年くる年」のサウンドトラック。
かつての同番組は全民放テレビで放送されており
87~88年にかけては「橋」がテーマ、オリジナリティのある音楽
が欲しいということで姫神が選ばれたようだ。
あくまで番組のための曲なので、他のアルバムに比べると
姫神らしい東北風土のメロディがあまり感じられないが
個々の曲を聴いていくと所々姫神独自の節回しが感じられる。

ジャケットは海を挟んで上に太陽、下に月のシルエット。

1.前奏曲-時をみつめて-

メインテーマ「時を見つめて」のオープニング版。
導入にふさわしい親しみやすい旋律。

2.1988

笛の旋律から、盛大なファンファーレとともに新年・1988年を祝う。
中盤の静かな部分に流れる笛は姫神らしい優しい旋律。
最後に再びファンファーレで締め。

それにしても「1988年」を姫神が担当していたことは
自分にとっては不思議な境遇を覚えたものである…。

3.陽

ここからは、新年を迎えた真夜中の日本から
他の地域の情景が映し出されているようだ。
この曲はモーレア島に昇る朝日がテーマ。
ゆったりとした旋律から朝日の光の暖かさを感じられる。

4.白い日は踊る

真夏のブラジル、イパネマ海岸がテーマ。
当時の姫神としては一風変わった南国風の曲。
エスニックなリズムに素朴なメロディが印象的。

5.カイロ

夕方のエジプト、ピラミッドに沈む夕日がテーマ。
一日の終わりを感じさせるゆったりとした一曲。
タイトルに反しエジプトらしさは感じられない。

6.テーマ-時をみつめて-

メインテーマのフルバージョン。
大らかな旋律は北天幻想に通じるものがある。
終盤に加わる副旋律が心地よい。

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