月詠龍

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またしても間が空いてしまいました。
steamサマーセールで大量に重ねた積みゲーの解消に没頭する日々。
ここの所、絵を描くモチベーションが完全に消失していたので
いろいろな作品に触れて創作的な刺激を受ける事に専念してました。

 

今回紹介するのはそんな中で特に強く心に残った「Life Is Strange」。
ある事件をきっかけに突如時間を巻き戻す能力に目覚めた
女子学生マックスの青春と葛藤を描いた作品。

 

5年ぶりに再開した親友のクロエと一緒に、失踪したレイチェルの謎を追っていく。

 

幼馴染だったクロエは自身を取り巻く不幸の数々から
不良少女へとすっかり変わっており、マックスとは対称的な存在。
最初は気まずい関係だった2人も、物語が進むにつれて
再び絆を取り戻していく。

 

このゲームの最大の特徴はこの能力を使って時間を巻き戻し
選択を選び直せる事。

 

日常的な会話や些細な行動はもちろん、時として重要な選択を迫られる場面があり
どの選択をとったかで今後の展開に様々な影響を及ぼしてくる。

 

 

選択をとるのはプレイヤー自身だけれど、どのような選択をとっても
本当にこの選択で良かったのだろうかと
マックスが気持ちや迷いを心の声にして伝えてくる。

良かれと思ってとった選択も、後に良い結果を招くとは限らない。
選び直せるとわかっていてもどちらにするか本当に迷う。

ただ、どのような選択をとったとしても物語は進行していくので
どちらが正解、というものはなく自分の選んだ選択がそのまま物語になる。

 

 

物語の舞台である「アルカディア・ベイ」、そしてマックスが
写真の勉強に通う学校「ブラックウェル」での日常と青春、
学校や町の人たちのドラマ。
その一瞬を切り取った描写はどれもが美しく鮮やかで、心に残る。

シーンに流れる音楽も、実際のフォークソングのライセンス曲が使われており
雰囲気を盛り上げてくれる。

 

 

このゲームには調べられるものが実に沢山あり、
マックスが心の声で様々な反応を見せてくれる。
思い出やその持ち主の人となりがわかってきたり
場合によってはそれが謎のヒントになったり重要な局面で役立つことも……

 

そして場所によっては写真を撮ることも。
この要素も写真家を目指すマックスの視点が垣間見えてとても面白い。

 

 

暖かさや郷愁を感じさせる穏やかなひと時もある一方で
いじめや家庭暴力、薬物、異常気象といった様々な暗い部分が見え隠れする。

 

物語が進むに連れて次第に衝撃の事実が次々と解き明かされていき
時には後戻りができない重要な局面や、非常につらい選択を迫られる事もある。
何度涙しながら苦渋の選択したことか……

 

最初はどうみても嫌なヤツにしか見えなかったような人たちも
歩み寄るような選択をとってみると事情や内心が垣間見えてきたり
特にこの裏表の心理描写は目が離せないものがあった。

 

最初は暴力的な態度を顕にしていたクロエの義理の父親、デイビッドも
クロエがいない状況でのさりげない会話から
本気で心配しているんだなとわかりはじめる。

 

 

人々のドラマを追っていくうちにどんどん感情移入していた。
真相が明らかになっていくにつれてマックスの心の声からも
気持ちの変化や成長も現れていきプレイしていて一体感が強く感じられた。

特に物語の最後では、非常に苦しい選択をすることになり
これまでの数々の選択の中でも特に悩む場面だった。
この選択ですらも、どちらを選んでもそれが正解なんだなと……

ここまで感情移入したゲームは本当に久々でした。

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