月詠龍

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狐のおなご

狐の女の子。
今描いている絵向けに構想を練ってました。
模様とか配色は仮のもの。


ここのところは、歌舞伎を見に行ったりデザフェスに行ったり
色々行ってました。
歌舞伎はここに書いてないだけで3月から毎月行ってたんですけどね。
感想はツイッター側で沢山呟いてましたが…

今月も昼夜両方の部を見に行ったのですが
なんといっても夜の部の通し狂言、三島由紀夫作・演出の
「椿説弓張月」が大変印象的でした。

源為朝が主人公のこの作品。
上中下の三巻から構成されており
上の巻からいきなり壮絶で悲劇的な展開。

自分の父が夫の敵であったという衝撃と、その境遇に苦しんだ末
海に身を投げる為朝の島の妻、簓江。
息子の為頼も武士を貫き最後には切腹。
子役が殺される場面は初めて見たので
衝撃的でした。

中の巻は幻想的だったり異様だったり大迫力の船の場面だったり
とにかく見どころが多い。
為朝の正室である白縫姫が、為朝を裏切った男を捕らえ拷問にかける場面。
琴の演奏の中、褌の男を竹釘と木槌で拷問にかける美女たち…
怪しくも美しいこんな異様な光景を見たのは初めてです。
(釘を打ち付けた時の血の表現が大変にリアルです…)

海上の場面では大嵐の中船が大きく揺れ動く仕掛けがダイナミック。
白縫姫が海に身を投げ大きな蝶に変身する所は
日本武尊の妃弟橘媛が入水によって嵐を鎮める場面のようです。

下の巻は舞台が一変して琉球となり、衝撃の真実が発覚する。
最後は弓張月の中、為朝が白馬に乗って昇天するというファンタジーで幕。
見どころが多くて面白い演目でした。

黄龍

たまにはからすりゅう以外の龍を…
普段自分が使わなさそうな派手な配色を意識してみました。
ちょっぴり黄龍っぽくなりましたが、割と気に入ってます。

先日、東京国立博物館で開催されている
「ボストン美術館 日本美術の至宝」展に行ってきました。
ボストンの日本美術コレクションが見れるという良い機会なので…

正直なところ、最初はこれほどまでの重要な日本美術の数々が
海外にあるというのは少し複雑な心持ちもありました。

しかしコレクションの背景には、明治維新後の西洋化が進む中
軽視され捨て去られようとしていた日本の古美術を守り
さらに素晴らしき日本文化を世界に伝えようと尽力した
モース、フェノロサ、ビゲロー、そして岡倉天心によって
今こうして目にかかれることを知ってからは
本当素晴らしい事だと思うと同時に少し前までの自分の気持ちが
恥ずかしくなりました。

仏像や仏画、二大巻物な見どころが沢山ですが
僕的に特に印象が強かったのはやはり今回日本初公開になった
曽我蕭白の「雲龍図」ですね。
襖絵の形で復元されて展示されてますが
とにかくダイナミックで画面全体から凄まじいエネルギーを感じます。
今回の展示は顔と尻尾の4面で、残念ながら胴体部分は
消失しているとのことですが
それでも貫禄は失われていません。

しかし、画面全体の力強さとは裏腹に
顔の表情はよく見るとどことなく愛嬌を感じるものがありますね。
龍は描き手によって表現が様々で面白いです。

風人

以前描き溜めていた線画に色付け。
風にのせ、はるか彼方の先人に想いを寄せるイメージ。
もっと自然な草の表現ができるように修行せねば。

さて、もうすっかり葉桜となってしまいましたが
お花見散歩へ行ってきた時の様子を。
因みに今月7日のものです。

添付ファイル
近くにある石神井川は、お花見するには絶好の場所です。

添付ファイル
どこを見ても満開でした。

添付ファイル
ここからの景色は壮観です。

添付ファイル
そしてうちの仔柴と休憩。

冥狐

気分転換に昔の自分のキャラクター「冥狐」を描いてました。
といっても、デザインは風来狐に受け継がせているので
あの仔とほとんど変わらないのですが。

元々は四つ足のキャラクターだったのですが
思い切って二足のアレンジで。
二足で立たせたほうが表情出しやすくて
描きやすいですね。

からすりゅうー

肩や腕、それと塗りの練習を予て。
全体的に丸く意識して描いてるのですが
前よりは柔らかくなったでしょうか…
可愛い絵がなかなか描けず、難しいです。

色は最初黒っぽかったのですが
今のほうがいいかな。

あれはなんだろう

一歳になったうちの柴を…
よく首を傾げるので、それを意識して描いてみました。
毛並みを描くのに、水彩ブラシの濃度を100%にしましたが
少しはリアルさが増したでしょうか…。

つるっ

本当は四月一日の冗談として描く予定だったのですが
あまり気がむいた嘘が思いつかなかったので没にしました…
顔と蛇腹が安定しません。

こちらはすっかり桜も満開になりました。
一時は大嵐で散ってしまうのではないかと心配でしたが、
無事に咲いて安心しました。

この時期、何かと忙しい事が多いですが
全てを忘れてのんびりとお花見も良いものです…。

カミラたん

また間が空いてしまいました。すみません。
新作も一枚できたので、そろそろサイト自体も更新したいところです。

日本でもアートトレードをしてみたい、と思い呼びかけておりまして
今回Gさんのところのカミラさんを描かせていただきました。
ダークな感じとセクシーさを目指したのですが
ちょっと危ない感じに…

からすりゅう

少々間が空いてしまいました、申し訳ありません。
新しい描き方を模索、線画から徹底的に見つめなおしておりました。
愛するからすりゅうをもっともっと可愛く描いてあげたい。

さて3月14日で月詠龍は六周年でございます。
ついでに僕の誕生日でございます。

旧アドレスの開設当初は現在とサイト名も違いますし、趣旨も違ってました。
このサイト、月詠龍はもちろん絵の展示を目的とした場所ですが
時代の流れと共に忘れられていくものを書き留めていく場所でもあります。
といっても、感じたことを絵や文章にしていくだけなのですが。

絵も音楽も、人々の思想や風潮も時代の経過とともに変わっていきます。
その移り変わりの中で忘れられたもの、素晴らしいものをひとつずつ
見つけていくのが僕の昔からの好きなことでした。

このサイトもまた、忘れられていく存在なのかもしれません。
誰に見せるわけでもなく、ただ僕が感じた事を書き留めていくだけですから。

そんな中で、ここにたどり着いた方、見てくださっている方。
本当にありがとうございます。

またいつでもお待ちしております。

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