月詠龍

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2016年12月20日の記事は以下のとおりです。

ブースの様子

かなり遅くなってしまいましたが
デザインフェスタ44、終了しました。
来てくださった方、本当にありがとうございます。

イベントが終わってから大分経ったので
出展の感想などを包み隠さず記そうとおもいます。
ちょっと生々しい部分もあるのでそこだけ注意です、ごめんなさい。


今回は、前回に比べて来場者が少なかったような印象を受けました。
真夏のデザフェスも一般で行ったのですが、かなりさみしい状態で
びっくりしていたのでもしや減少傾向に……というのは考えにくいのですが

その影響もあってかどうかはわかりませんが、手に取っていただけた
グッズの数は前回より大幅に下回り、予想以上の大赤字になってしまいました。 
もちろん、最初から赤字覚悟であり絵で儲けるつもりもないですし
その時の状況、自分の実力不足、などなど原因はあるのですが……

デザフェスはブースと壁のレンタル料がとにかく鬼畜なほど高くて
さらにグッズの制作費用なども考えるとどうしても赤字になってしまうのです……
ここは覚悟の上なので仕方ないのですが、あんまり大赤字が何度も続くと
今後の活動が厳しくなってくる可能性も出てくると正直感じました。
こればかりはどうしようもありませんが…… 

やはりこういう場で絵を描いて発表する以上、誰かしらの反応が
そのまま描いた本人のエネルギーになると思うのです。
気に留めてもらうどころか視界に入れてもらうことすら困難な現状なので
ほんの些細な反応でもすごくうれしかったりするのです。
そしてそれらに価値を感じていただけて、グッズを買ってもらうという事はものすごく大きなエネルギーになると感じました。

本当は今回も後ろのパネルに絵を描いていくつもりだったのですが
1時間以上誰も来ないという状態であって、描く前にエネルギーが切れてしまいました。 

特に今回の絵本制作の時期は自分の心境の中でとても大きなものであり
デザフェス44での結果で今後を考えていたのですが
絵方面へのモチベーションはほとんどなくなってしまいました。
今後は音楽方面へと動いていきたいと考えています。


ただ……もちろん悲しいことばかりではありません。


委託させていただいてた想碕さんのアルバムはありがたいことに
沢山の反響をいただき、無事完売しました。
初めての試みだったのでとても嬉しかったです。
自分の中での1つの目標であった「ミュージシャンの方とコラボして
その音楽を広める」という部分は達成できたのかな、と思います。

そしてM3で知り合った音楽関係の方がブースに来てくださったこと。
自分のあこがれであった、音楽と絵の繋がりをこれまで以上に強く感じたこと、そして初めてのデザフェスの中で
自分のブースにいらしてくださったこととか本当嬉しかったです。
中にはZABADAKファン繋がりでいらしてくださった方もいて
びっくりしました。ツイッターでZABADAKについて語りまくってて
そのアイコンがリツイートなどで回って観ていた、と仰られていて
意外な形で見ていただけてたんだなぁと……(笑) 

さらに……こちらが一方的に知っていた絵描きさんが偶然来てくださって
絵本に込めた想いをすごく感じ取ってくださり……
そしてなんとファンアートまで描いていただけたこと。
無理して出展して絵本を描いていて本当に良かったなぁと
冥利に尽きました……
大赤字だとしても 、それ以上に嬉しいことのほうが大きくて
やっぱり出てよかったな、ってすごく思いました。


デザフェス自体、自分が初めてお手伝いで出展した頃に比べて
客層といいますか、来場者の求めているものや全体の傾向が
少しずつ変わってきているのかな、というのは感じました。

やはりあの場では、一目見て面白そうなものが求められているので
世界観や内面で表現しようとしている自分の絵は
あの場には向いてないのかもしれない、とちょっと思い始めました。

絵本のあとがきペーパーにも書いたのですが
場の流行りとか求められてる絵とかより
自分の感性を全力でぶつけて
誰かの心にほんの少しでもぬくもりが残ればなと
例えあの場に求められてなくとも
そういう絵を描いていきたいです。

今後デザフェスに出展するかどうかは未定ですが
出るとしても次からは壁をレンタルするのは厳しいかもしれません……
今までイベントはデザフェス一筋でしたが
他の所で活動することも検討しております。

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