- 2016/10/1521:33
- カテゴリー: 曲語り
イベント準備でなかなか更新できない状態でした、すみません。
先日、3日間連続でライブを観に行っておりました。
ZABADAKのかたみわけ以来、なかなかライブに行く余裕がなかったので
その分たっぷりと音楽を楽しんできました。
そのうちの1日と2日がu-full、オオフジツボとリタによる
「月夜のカーニバル」と「木漏れ日のカーニバル」。
1日目の月夜のカーニバルはEggman tokyo eastでのライブ。
まるで地下鉄の入口のような雰囲気。
扉の前にはZABADAKの「ここが奈落なら、きみは天使」のジャケットが…!
そういえばこの場所はZABADAKゆかりの地でもあるんですよね…。
今回は到着が遅れてしまいすでに席が埋まっていたので立ち見。
最初はu-fullのパート。
生で聴くのは、6月のライブの時以来。
yukaさんの歌声とアコーディオン、フナハシダイチさんのギターと足鈴。
u-fullの世界観はいつ聴いても素晴らしい。
そしてyukaさんと藤野由佳さんの「ユカユカ」による
新曲「月夜のカーニバル」。
今回のライブの企画自体、元々ZABADAKの吉良さんが
「二人は絶対会ったほうがいいよ!」と言ってたことがきっかけとなったそうで
今回夢のコラボが実現した、とおっしゃられておりました。
ユカユカ「月夜のカーニバル」少しだけ公開!! pic.twitter.com/oYv7F3ykLV
— yuka@u-full/ウフル (@yukaaco) 2016年10月9日
アコーディオンの二重演奏による、あたたかくて可愛らしい音色。
心が弾む素敵なメロディ。もっと聴いていたいな。
MCトークでは相変わらずyukaさんのゆるいトークとフナハシダイチさんのツッコミを楽しませていただきました(笑)
次はオオフジツボとリタさんのパート。
一部の演奏者の方は、吉良さんが関わっていたユカキラリタの「よぶこえ」で知っていたのですが
生で演奏を聴くのは今回が初めて。
1曲目の「Sinn Féin」の演奏で完全に虜になりました……。
ヴァイオリン、ギター、アコーディオンの脈動的な演奏にのせて
リタさんの力強い歌声が響く。本当にカッコイイ……
アイリッシュ音楽が大好きな自分の心は一発でわしづかみにされました。
よぶこえにも収録されていた「Sadalbari」も聴くことができて大満足。
そして吉良さんに曲を書いてもらったという「風の行方」。
イントロの壮大さからもうZABADAK感全快で、たまりません……
「遠すぎた10月」もノスタルジックで哀愁を感じます。
最初は10月のゴーヤとつけられていたそうな……
演奏ではとってもカッコよかった彼らですが、MCトークでは
まさに「音で語る芸人」と言わんばかりの賑やかさでそのギャップがまた(笑)
特にヴァイオリンの壷井さんのしゃべらずにひたすらヴァイオリンの音だけで
語っている様子は実にシュールでした。
ドヤ顔までヴァイオリンで表現してしまうとは……
最後は我慢できずにしゃべりまくってりました(笑)
最後のコラボパート。スコットランドとイングランドの戦争を歌った「Culloden's Harvest」は物悲しく美しく。
そしてu-fullのライブではおなじみ「ウサギのレストランは木の上月の下」、今回も演奏者たちの生き生きとした音色を聴けてたっぷり楽しませていただきました。
アンコールはアメリカ出身アイリッシュバンド「SOLAS」の「The Wind That Shakes The Barley」。
初めて聴きましたが情熱的なリズムが本当に盛り上がりました……!!
2日目の「木漏れ日のカーニバル」は音倉でのライブ。
入口はライブハウスというよりカフェのような雰囲気。
中はピアノも設置されていておしゃれな雰囲気。
2日目のu-fullはチェロの奥村さんも加わりトリオ構成。
チェロの深みのある音が加わったことにより、昨日とは違う演奏を
聴くことができました。
そして2日目でのみ演奏された、風流な「八十八夜の兎の歌留多」と
新曲の「花をあつめて」、どちらも素晴らしかったです。
MCトークではyukaさんがアルバム制作のためモンゴルを旅したときのお話。
夢の1つだったという星空の下でトイレを……という話はほかのメンバーに色々と突っ込まれてました(笑)
オオフジツボとリタさんも昨日と同じように大迫力の演奏。
夜に演奏が控えているということでトークは控えめ、と思いましたが
相変わらずの賑やかさで楽しませていただきました(笑)
コラボ、アンコールも昨夜と同じ演目。
2日連続で演奏をたっぷりと堪能して大満足。
今回のライブではZABADAKのカバーはされなかったものの
ライブのきっかけが吉良さんだったり、トークでも吉良さんの話題があがったり、そして吉良さんが書いた曲を演奏されたりと
その存在の大きさとあたたかさをこの場でも感じておりました。
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